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失敗と越境の歴史教育 これまでの授業実践を歴史総合にどうつなげるか

出版社名 清水書院
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-389-22600-8
4-389-22600-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

かの「アクティブラーニング」は結局うまくいったのか?

目次

序 歴史教育と授業・学びのデザイン
1 「アクティブ(・)ラーニング」と「主体的・対話的で深い学び」との併走(「アクティブ(・)ラーニング」の黎明期を走り抜けた先に―日本史の授業実践を“歴史総合”につなげるには
対話を通して実践を捉え直し、歴史学習をデザインする ほか)
2 ファーストペンギンとしての苦悩と葛藤(連携の授業革新―「越境」の主体は、だれだったのか?
未来へ越境する歴史教育 ほか)
3 目の前の生徒たちと向き合う中での試行錯誤(失敗がつなぐ“歴史総合”と“総合的な探究の時間”
主体的・対話的で深い学び(AL)への挑戦 ほか)
結 「越境」と歴史教育―“歴史総合”をきっかけとした「越境学習」のすすめ

出版社・メーカーコメント

■推薦のことば【栗田佳代子 東京大学教授・オンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」講師】かの「アクティブラーニング」は結局うまくいったのか?「主体的・対話的で深い学び」は、『成った』のでしょうか?コロナ禍という嵐を経験し、新学習指導要領に切り替わった今あらためて自らの教育について問い直すときにきています。「過去を未来に活かす」ための真摯な振り返りが、ここにあります。 ■内容紹介 歴史総合 始動!  日本全国の社会科教員に 大きなヒント、共感、そして勇気を贈ります教育改革、アクティブラーニング運動の渦中で授業実践の改善を行ってきた執筆者たちの記録と新科目 歴史総合、これからの歴史教育への展望

著者紹介

宮〓 亮太 (ミヤザキ リョウタ)  
関西大学中等部・高等部教諭。1979年生まれ。修士(文学)・教職修士(専門職)。2012年度に国立歴史民俗博物館博学連携研究員となったことをきっかけに、ミュージアム資料を活用した授業実践に取り組んでいる
皆川 雅樹 (ミナガワ マサキ)  
産業能率大学経営学部准教授。1978年生まれ。博士(歴史学)。法政大学第二中・高等学校特別教諭、専修大学附属高等学校教諭を経て現職
金子 勇太 (カネコ ユウタ)  
青森県立青森高等学校教諭
前川 修一 (マエカワ シュウイチ)  
福岡県立ありあけ新世高等学校(定時制)主幹教諭
梨子田 喬 (ナシダ タカシ)  
岩手県立盛岡第一高等学校教諭(当時)
田中 愛子 (タナカ アイコ)  
大阪府立東高等学校教諭
土居 亜貴子 (ドイ アキコ)  
兵庫県立御影高等学校教諭
西本 貴博 (ニシモト タカヒロ)  
大阪府立布施工科高等学校教授
若松 大輔 (ワカマツ ダイスケ)  
弘前大学大学院教育学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)