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9月1日 母からのバトン

ポプラ新書 227

出版社名 ポプラ社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-591-17463-0
4-591-17463-8
税込価格 1,012円
頁数・縦 284P 18cm

商品内容

要旨

樹木希林さんの願いを受け子どもたちのためにできることとは―「どうか、生きて」2018年9月1日、病室で繰り返しつぶやいた樹木さん。夏休み明けのこの日、学校に行きたくないと思い悩む子どもたちが、自ら命を絶ってしまう。樹木さんは生前、不登校の子どもたちと語り合い、その事実を知っていた。樹木さんが遺した言葉と、それを受け内田也哉子さんが4名と対話し、紡ぎ出した言葉をまとめた一冊。

目次

第1部 樹木希林が語ったこと(インタビュー「難の多い人生は、ありがたい」
トークセッション「私の中の当たり前」)
第2部 内田也哉子が考えたこと(対話1 石井志昂さん(『不登校新聞』編集長) 樹木希林の最期、9月1日への想い
対話2 Eさん(20歳女性・不登校経験者) 「あなたのその苦しみは、正当なんだよ」
対話3 志村季世恵さん(バースセラピスト) “底”にいたときの感覚を忘れないで
対話4 ロバート・キャンベルさん(日本文学研究者) その指を、なんのために使うのか)

著者紹介

樹木 希林 (キキ キリン)  
1943年、東京生まれ。文学座の第1期生となり、テレビドラマ「七人の孫」で森繁久彌に才能を見出される。61歳で乳がんにかかり、70歳の時に全身がんであることを公表した。夫である内田裕也との間に、文筆家の内田也哉子がいる。映画、テレビ、CMなど幅広く出演し、紫綬褒章、旭日小綬章をはじめ多くの賞を受賞。2018年9月15日に逝去、享年75歳
内田 也哉子 (ウチダ ヤヤコ)  
1976年、東京生まれ。エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動「sighboat」、ナレーションなど、言葉と音の世界に携わる。三児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)