謀略の影法師 日中国交正常化の黒幕・小日向白朗の生涯
出版社名 | 宝島社 |
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出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-299-03306-2
(4-299-03306-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 317P 20cm |
商品内容
要旨 |
戦前、中国全土を押さえて馬賊王と呼ばれ、一方、日本軍の工作員でもあった小日向白朗。「アジアのロレンス」とも称され、小説にもなり、一躍ヒーローになった。しかし、その戦後の姿はほとんど明らかになっていない。戦後、彼は、児玉誉士夫も恐れる政界の黒幕となっていた。さらに米中、日中の国交正常化では、自らシナリオを描き実現させた。アジア主義を掲げ、世界平和を求めた彼の一生と足跡を長年追い続けてきたジャーナリストが描く。戦後政治の舞台裏で生きた男の一生だ。 |
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目次 |
第1部 戦前編―馬賊王として暗躍(大陸雄飛の夢 |
出版社・メーカーコメント
日中国交正常化から50年。戦前、中国で馬賊王と呼ばれた男・小日向白朗。戦後、日中・日米・米中を股にかけ、アメリカへは厚木基地からパスポートなしに飛び立ち、ニクソンやキッシンジャーと交渉し、その足で中国の蒋介石と面会するなど、日中国交正常化の裏で暗躍しました。しかし、映画にもなった戦前の姿に比べ、戦後の暗躍ぶりは、現在までほとんど明らかになっていません。本書はその暗躍ぶりと壮大なスケールの人生を描き出す大作です。