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魔眼の匣の殺人

創元推理文庫 Mい12−2

出版社名 東京創元社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-488-46612-1
4-488-46612-5
税込価格 858円
頁数・縦 427P 15cm

商品内容

要旨

「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」人里離れた施設に暮らし、予言者と恐れられる老女は、その日訪ねた葉村譲と剣崎比留子ら九人に告げた。直後、彼らと外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちて脱出不可能に。予言通りに一人が命を落とし、さらに客の女子高生が予知能力者と判明して慄然とする葉村たち。残り48時間、死の予言は成就するのか。ミステリ界を席捲したシリーズ第2弾!

出版社・メーカーコメント

元研究施設に閉じ込められた11人。――この中で4人死ぬ。“死の予言”は成就するのか。『屍人荘の殺人』シリーズ第2弾デビューから2作連続、ミステリランキングを席捲!!『本格ミステリベスト10』2020年版 国内ランキング 第2位『このミステリーがすごい!』2020年版国内編 第3位〈週刊文春〉ミステリーベスト10 2019年 国内部門 第3位 その日、神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子を含む9人が、人里離れた班目機関の元研究施設“魔眼の匣”を訪れた。その主であり、予言者として恐れられている老女は、来訪者に「あと二日のうちに、この地で4人死ぬ」と告げた。施設と外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。残り48時間、二人の予言に支配された匣のなかで、葉村と比留子は生き残って謎を解き明かせるか?! ミステリ界を席捲した『屍人荘の殺人』シリーズ第2弾。

著者紹介

今村 昌弘 (イマムラ マサヒロ)  
1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!2018年版』、“週刊文春”2017年ミステリーベスト10、『2018本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞「小説部門」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)