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東アジアからみた「大化改新」

歴史文化ライブラリー 555

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-642-05955-8
4-642-05955-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

「大化改新」は東アジア世界のなかでどのように位置づけられるのか。膨張する隋唐帝国への対応を迫られる高句麗・百済・新羅。三国の動向と外交政策の対立をもとに、古代日本の一大画期を新たな視点から再検討する。

目次

隋唐帝国の成立と東アジア諸国―プロローグ
唐帝国の成立と周辺諸国の対応
唐の高句麗征討と六四二年の対応
東アジア情勢と倭国の外交方針
孝徳期の外交基調と「任那の調」
孝徳政権の外交的対立
難波遷都と外交
「大化改新」論―エピローグ

出版社・メーカーコメント

中大兄皇子・中臣鎌足のクーデターに始まる一連の政治改革「大化改新」は、東アジア世界のなかでどのように位置づけられるのか。膨張する隋唐帝国への対応を迫られた高句麗・百済・新羅の動向と比較し、改革の必然性を解明。皇極・孝徳期の外交政策、内部対立、「任那」問題、難波遷都をもとに、古代日本の一大画期を新たな視点から再検討する。

著者紹介

仁藤 敦史 (ニトウ アツシ)  
1960年、静岡県に生まれる。1989年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(日本史)専攻満期退学。現在、国立歴史民俗博物館研究部教授・総合研究大学院大学文化科学研究科教授(併任)、博士(文学、早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)