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葛と日本人

出版社名 八坂書房
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-89694-332-0
4-89694-332-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 196P 20cm

商品内容

要旨

葛の文化誌。森林育成に長年従事しクズを知り尽くした著者が、日ごろ目にしていても気づかないクズとの様々な関わりの歴史をひもとく。

目次

第1章 風にみせる銀色の葉裏―クズの植物誌
第2章 黄葉する葛の葉―万葉の葛と秋の七草
第3章 葛の網で土蜘蛛を捕らえる―『日本書紀』の葛
第4章 葛を詠う
第5章 葛の民俗
第6章 葛布を織る
第7章 クズを食べる
第8章 繁茂するクズ

出版社・メーカーコメント

万葉集に秋の七草と詠われたクズと日本人の付き合いは古く、葛布、葛粉、生薬として利用してきた。近年では緑化植物とされる一方で、建造物や植林地に繁茂したクズは大きな問題となっている。森林育成に長年従事し、クズを知り尽くした著者が、日ごろ目にしていても気づかないクズと日本人との関わりの歴史を紐解く。

著者紹介

有岡 利幸 (アリオカ トシユキ)  
1937年、岡山県生まれ。1956〜93年まで、大阪営林局にて、国有林における森林の育成・経営計画業務などに従事。1993〜2003年3月まで近畿大学総務部に勤務。2003年4月〜2009年まで(財)水利科学研究所客員研究員。1993年第38回林業技術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)