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デッドライン

新潮文庫 ち−9−1

出版社名 新潮社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-10-104161-2
4-10-104161-X
税込価格 572円
頁数・縦 221P 16cm

商品内容

要旨

2001年の春、僕は大学院に進んだ。専門はフランス現代思想。友人の映画制作を手伝い、親友と深夜にドライブし、行きずりの男たちと関係を持つ日々を送りながら、修士論文の執筆が始まる。テーマはドゥルーズ―世界は差異からできていると唱えた哲学者だ。だが、途中までしか書けないまま修論の締め切りはどんどん迫り…。気鋭の哲学者が描く青春小説。芥川賞候補、野間文芸新人賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

2001年の春、僕は大学院に進んだ。専門はフランス現代思想。友人の映画制作を手伝い、親友と深夜にドライブし、行きずりの相手とセックスをする日々を送りながら、修士論文の執筆が始まる。テーマはドゥルーズ――世界は差異からできていると唱えた哲学者だ。だが、途中までしか書けないまま修論の締め切り(デッドライン)が迫ってきて……。気鋭の哲学者が描く青春小説。芥川賞候補、野間文芸新人賞受賞作。

著者紹介

千葉 雅也 (チバ マサヤ)  
1978(昭和53)年栃木県生れ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。2019(令和元)年、『デッドライン』で野間文芸新人賞、’21年「マジックミラー」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)