商品内容
要旨 |
古代より中国・四国地方は、大陸への窓口である九州と近畿とをつなぐ、人や文物、情報が往来する回廊であった。山陰、瀬戸内海の南北岸、太平洋岸の回廊が3本並び、気候や地形も違う。この多様さが、密に込み入った歴史を形成したのである。特定の地域名を象徴的に意識しつつ、古墳や国府のような列島共通のテーマと、弥生墳丘墓、鉄生産、古代山城、出雲大社など地域に顕著なテーマとを往復しながら、日本列島古代の歴史像を多面的に浮き彫りにする。 |
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目次 |
1章 山陰・瀬戸内・土佐(松木武彦) |
出版社・メーカーコメント
中国・四国地方は、古代より人や文物や情報が往来する「回廊」であった中国・四国地方は、古代から人や文物や情報がさかんに往来する回廊であった。製鉄技術の開発、弥生墳丘墓と巨大古墳、国府と鋳銭司、古代出雲、瀬戸内の古代山城など、多様なテーマで当地方の古代像を描く。