カントと人権
叢書・ウニベルシタス 1147
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-588-01147-4
(4-588-01147-2) |
税込価格 | 6,600円 |
頁数・縦 | 455,8P 20cm |
商品内容
要旨 |
貧困な戦争の絶えない世界で、いまなお喫緊の実現課題である「人権」。その思想的根拠を与えたとみなされる哲学者カントはしかし、道徳や政治や法をめぐる著作において、決して現代的な意味での「人権」を思索していたわけではなかった。カント哲学が今日の課題に寄与しうる点を明確にするとともに、齟齬や欠落を生じる難点も摘出することで、倫理学・法哲学の現在を読み直す12本の論文集。 |
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目次 |
1 人権―カントとともに(「生得的権利は唯一である」。カントに人権の哲学はあるか |
出版社・メーカーコメント
貧困や戦争の絶えない世界で、いまなお喫緊の実現課題である「人権」。その思想的根拠を与えたとみなされる哲学者カントはしかし、道徳や政治や法をめぐる著作において、決して現代的な意味での「人権」を思索していたわけではなかった。カント哲学が今日の課題に寄与しうる点を明確にするとともに、齟齬や欠落を生じる難点も摘出することで、倫理学・法哲学の現在を読み直す12本の論文集。