ハヤブサ消防団
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-08-771809-6
(4-08-771809-3) |
税込価格 | 1,925円 |
頁数・縦 | 474P 19cm |
書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件
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- おすすめ度
- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
今や、テレビでも話題となっている「ハヤブサ消防団」ですが、僕がこの本を読むきっかけとなったのは、祖母からの勧めでした。故郷に移り住んだことがきっかけで消防団に入団し、数々の事件と関わることとなる主人公。それは、単純な事件ではなく、裏には大きな陰謀が隠されているというミステリー。信じていた人が主人公とすれ違っていくという人間関係のもつれもあり、最後まで結末が読めないこの本に、とても夢中になりました。読書の秋となった今、一心不乱になって、本に没頭したい方にお勧めしたい一冊です。
(第一中学校 職場体験学習研修生 お化け)(2023年9月21日)
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ハヤブサ消防団
- おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
ヒットメーカー池井戸潤が放つ新刊。主人公は都会からのどかな故郷へと移り住んだミステリ作家。誘われて迷った末に入った地元の消防団。そこでは連続放火事件が待ち構えていた。ほのぼのしたり笑ってしまったりしながらの目まぐるしい展開に、あれよあれよとストーリーに引き込まれてしまう池井戸マジックはさすがに期待を裏切っていない。ドラマ化のキャスティングを勝手に想像しながら読んでしまいそうです。
(2022年10月22日)
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商品内容
文学賞情報 |
2023年
第36回
柴田錬三郎賞受賞 |
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要旨 |
連続放火事件に隠された―真実。東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る―。 |
出版社・メーカーコメント
【第36回柴田錬三郎賞受賞作】主演・中村倫也!木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』原作(テレビ朝日系/毎週よる9時放送)ミステリ作家vs連続放火犯のどかな集落を揺るがす闘い!東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。【著者プロフィール】池井戸潤(いけいど・じゅん)1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『ノーサイド・ゲーム』『シャイロックの子供たち』などがある。