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ポリティカル・コレクトネスからどこへ

出版社名 有斐閣
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-641-17477-1
4-641-17477-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 260P 19cm

商品内容

要旨

誰もが手軽に表現するSNS普及後の世界で、研究者の視点はどのように活かせるのか。ジェンダーとフェミニズム、セクシュアリティとクィア、障害と社会モデル、エスニシティと社会的な望ましさなど、私たちが生きる現代社会の不均衡を知り、別のあり方へ。

目次

序章 ポリティカル・コレクトネスをめぐる論点
第1章 クィア・ポリティクスとポリティカル・コレクトネス
第2章 「次善の策」としてのポリティカル・コレクトネス
第3章 バックラッシュ/キャンセルカルチャーと法整備の必要性
第4章 「思いやり」から権利保障へ―ディスアビリティをめぐる「正しい」見方
第5章 マジョリティ性をどのように考えられるか
第6章 「社会的な望ましさ」をめぐるコミュニケーションとしてのPC―レイシズム・多文化主義とその周辺から考える
終章 「正しさ」や「望ましさ」についての議論を続ける

出版社・メーカーコメント

「不快な思いをさせてしまい,申し訳ございません」という謝罪をよく見かけるものの,この表現は的外れかもしれません。では,いったい何が問題なのでしょう。ジェンダー,セクシュアリティ,エスニシティ,障害を軸に,SNS時代のいま押さえておくべき基礎知識。

著者紹介

清水 晶子 (シミズ アキコ)  
1970年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフェミニズム/クィア理論。東京大学大学院人文科学研究科英語英米文学博士課程修了。ウェールズ大学カーディフ校批評文化理論センターで博士号を取得
ハン トンヒョン (ハン トンヒョン)  
韓東賢。1968年、東京都生まれ。日本映画大学映画学部准教授。専門は社会学、ネイション・エスニシティ論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学
飯野 由里子 (イイノ ユリコ)  
1973年、愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科バリアフリー教育開発研究センター特任准教授。専門はジェンダー、セクシュアリティ、ディスアビリティ研究。ワシントン州立大学卒業(Bachelor of Sociology)。城西国際大学大学院人文科学研究科博士課程を経て、博士号(比較文化)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)