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経営12カ条 経営者として貫くべきこと

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-296-11498-6
4-296-11498-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

実践のなかで生み出された要諦、“稲盛経営術”の真髄を語る。

目次

事業の目的、意義を明確にする―公明正大で大義名分のある高い目的を立てる
具体的な目標を立てる―立てた目標は常に社員と共有する
強烈な願望を心に抱く―潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つこと
誰にも負けない努力をする―地味な仕事を一歩一歩堅実に、弛まぬ努力を続ける
売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える―入るを量って、出ずるを制する。利益を追うのではない。利益は後からついてくる
値決めは経営―値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点である
経営は強い意志で決まる―経営には岩をもうがつ強い意志が必要
燃える闘魂―経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要
勇気をもって事に当たる―卑怯な振る舞いがあってはならない
常に創造的な仕事をする―今日よりは明日、明日よりは明後日と、常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる
思いやりの心で誠実に―商いには相手がある。相手を含めて、ハッピーであること。皆が喜ぶこと
常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で

出版社・メーカーコメント

「これさえ守れば、会社や事業は必ずうまくいく」実践のなかから生み出された要諦、「稲盛経営術」の真髄を語る。経営者は何を思い、何を行うべきか。経営の第一線を歩き続けるなかで生み出され、稲盛氏自ら「経営の要諦」と位置づけている『経営12カ条』。本書では、その真髄をあますところなく語ります。「世の複雑に見える現象も、それを動かしている原理原則を解き明かすことができれば、実際には単純明快です。こうした考えの下、『どうすれば会社経営がうまくいくのか』という経営の原理原則を、私自身の経験をもとにわかりやすくまとめたのが、『経営12カ条』です。経営というと、複雑な要素が絡み合う難しいものと考えがちですが、理工系の出身だからでしょうか、私には、物事を本質に立ち返って考えていく習性があるようです。(中略)そして、物事の本質に目を向けていくなら、むしろ経営はシンプルなものであり、その原理原則さえ会得できれば、誰もが舵取りできるものだと思うのです」(まえがきより)京セラのみならず、KDDIや日本航空などの大企業から、中小企業に至るまで、あらゆる業種、業態における数々の実践のなかで有効性が証明されてきた実証済みの要諦です。経営12カ条第1条 事業の目的・意義を明確にする第2条 具体的な目標を立てる第3条 強烈な願望を心に抱く第4条 誰にも負けない努力をする第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える第6条 値決めは経営第7条 経営は強い意志で決まる第8条 燃える闘魂第9条 勇気をもって事に当たる第10条 常に創造的な仕事をする第11条 思いやりの心で誠実に第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心でさらに本書では、経営12カ条について、条ごとにポイントをまとめた「要点」と、関連する稲盛氏の発言を抜粋した「補講」も収録しています。要点は、経営12カ条を実践できているかどうかを確認するための「チェックリスト」として、補講は、さらに理解を深めるためにお役立ていただけます。シリーズ150万部突破「稲盛経営3部作」ついに完結。経営をするために不可欠な「会計」の原理原則を説いた『稲盛和夫の実学』門外不出・独創的な管理会計手法を明らかにした『アメーバ経営』そして、経営者として何を思い、何を行うべきかを説いた『経営12カ条』本書の刊行で「稲盛経営3部作」がついに完結します。

著者紹介

稲盛 和夫 (イナモリ カズオ)  
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)