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日中百年戦争

文春新書 1376

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-16-661376-2
4-16-661376-6
税込価格 1,045円
頁数・縦 287P 18cm

商品内容

要旨

奇しくも同時期に百周年を迎えた中国共産党と『文藝春秋』。時代を画す過去の記事を読むだけで、「中国で何が起きているのか?」「中国とどう向き合うべきか?」で悩み続けてきた日本の歴史と未来へのヒントが見えてくる。

目次

1 満洲と日中戦争(歴史の分岐点となった張作霖爆殺事件
満洲事変から満洲国建国へ ほか)
2 「中共」の本質(中華人民共和国の原点は恐怖の刷り込み
贖罪意識が生んだ中共ブーム ほか)
3 国交回復の功罪(国交回復を急ぐ必要はあったのか?
土下座外交が日中関係をダメにする ほか)
4 台頭する中国と台湾の運命(「人口イコール国力」という中国のアキレス腱
論争すら不可能になった歴史問題 ほか)

出版社・メーカーコメント

「中国」という日本にとっての最大の問題 戦中は拡大派と不拡大派が、戦後は北京派と台湾派が、現在は対中強硬派と経済優先派が激突。日本は「中国」とどう向き合ってきたか。

著者紹介

城山 英巳 (シロヤマ ヒデミ)  
1969年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、時事通信社に入社。中国総局(北京)特派員として中国での現地取材は10年に及ぶ。2020年に早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了、博士(社会科学)。現在、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。『中国共産党「天皇工作」秘録』(文春新書)でアジア・太平洋賞特別賞(2010年)、戦後日中外交史の調査報道などで、優れた国際報道に与えられるボーン・上田記念国際記者賞(2013年度)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)