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極秘資料は語る皇室財産

文春新書 1379

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-16-661379-3
4-16-661379-0
税込価格 1,045円
頁数・縦 247,7P 18cm

商品内容

要旨

「こんな資料はこれまで表に出たことはありません。いや、今後も絶対に出ないでしょう」。資料を目にした宮内庁関係者はこう呟いた。皇室費の中でも、天皇の私的な「財布」である内廷費の内訳は“聖域中の聖域”だ。今回、戦前戦後で大きく変貌を遂げた皇室財産の全容が初めて明らかに。特に驚かされるのは、昭和天皇の真実の暮らしぶりだった。

目次

はじめに 等身大の昭和天皇を伝える二つの極秘文書
第1章 門外不出の資料が明かす戦前の皇室財産(天皇家の金塊
門外不出の資料
株券は特殊銀行と国策会社
皇室の収入源は三つ
四七〇〇億円もの金融資産 ほか)
第2章 天皇家の「家計簿」から見た戦後皇室の“聖域”(語るのもはばかられる文書
上皇は相続税として四億円超を納税
“聖域”が記された文書
昭和天皇の戦後は巡幸から始まった
昭和天皇の退位 ほか)
あとがき 超一級史料を残した「ある宮内庁OB」の生涯

著者紹介

奥野 修司 (オクノ シュウジ)  
1948年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文春文庫)で講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)