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SDGsファイナンス

日経プレミアシリーズ 482

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-296-11528-0
4-296-11528-6
税込価格 1,045円
頁数・縦 282P 18cm

商品内容

要旨

急成長するカーボンクレジット市場、中小企業向けのサプライチェーン・ファイナンスなど銀行の気候変動への取り組み、ESGマネーと公的資金を組み合わせたブレンデッドファイナンス―狭義のESGを超えて拡大、進化を続けるSDGsファイナンスの全貌に迫る。

目次

序章
第1章 SDGsとグリーンイニシアチブの動向
第2章 ESG投資家と、企業に期待されるESG経営
第3章 銀行のサステナブルファイナンス
第4章 拡大するカーボンクレジット市場と開発の両立
第5章 民間資金をとりこむブレンデッドファイナンスとインパクト投資
第6章 自然資本・生物多様性への世界的関心の高まりと新しい金融

出版社・メーカーコメント

◆カーボンニュートラルや気候変動対策で金融市場の仕組みが根本から変わり、新しいファイナンスのかたちが急速に現れている。その変化を表すキーワードは「自然資本」。企業の利益やインフラ整備の経済効果といった経済活動へのインパクトと同時に、温暖化対策や生物多様性といった自然資本へのインパクトが常に問われるようになる。◆プロジェクトファイナンスにおいて求められる新たな開示や、カーボンクレジット市場の拡大、企業に融資する際に銀行に問われる責任、世界開発援助に民間資金を取り込むブレンデッド・ファイナンスなど、自然資本アプローチをベースに姿を現しつつあるグリーンファイナンスの実像をいち早く伝える。

著者紹介

白井 さゆり (シライ サユリ)  
慶應義塾大学総合政策学部教授。1963年生まれ。89年慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。93年コロンビア大学大学院Ph.D取得(経済学博士)。国際通貨基金(IMF)エコノミスト、慶應義塾大学総合政策学部教授、日本銀行審議委員を歴任。2016年9月より現職。アジア開発銀行研究所の客員フェローを兼任し、途上国の環境・気候変動とファイナンスに関する政策分析とG7に向けた政策提言にも関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)