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リモートワークを科学する 2

事例編 日本企業のケースから読み解く本質

出版社名 白桃書房
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-561-26759-1
4-561-26759-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 254P 21cm
シリーズ名 リモートワークを科学する

商品内容

要旨

個人とコミュニケーション技術を生かす新しい働き方。その実態とは?10社以上の取組みを5つのテーマに分類。具体的な方針と対策から、本質が見えてくる。人事担当役員による討論も収載。

目次

序章 ケースで学ぶリモートワーク―事例からわかったこと・いいたいこと
第1部 リモートワークへの移行プロセス(ヤフー―リモートワークの戦略的活用
インテック―ニューノーマルを見据えた働き方改革への挑戦
NECネクサソリューションズ―ビフォー・コロナから導入したリモートワークの現在地―見えてきた課題と成果
セグウェイジャパン―リモートワークに重要なのは社員の自立性)
第2部 コロナ禍における企業を横断した状況(人事担当責任者によるリモートワーク座談会―新たな次元に向けて
リモートワーク時代の企業における学び・育成のあり方)
第3部 ITを活用した営業・販売方法の革新(アダストリア―リモートワーク・ニューノーマルへの挑戦
旭化成ホームズ―オンラインを活用したCXの進化―中核的顧客対験に着眼)
第4部 業務活動と事業活動の構造改革(コマニー―リモートワーク・マネジメントと新規事業の創出
BorderLeSS―ボーダレスなサポートの在り方
大手機械機器メーカー―リモートワークと新たなビジネス展開)
第5部 コロナ禍における製薬産業の状況(COVID‐19感染拡大と製薬産業)

出版社・メーカーコメント

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)により突然広まったリモートワーク。日本の各企業はどう対応していったのか。 本シリーズは、リモートワークの実態を把握し、企業の今後の取り組みに寄与すること、企業経営に関心をもつ研究者やアナリストに新たな知見を提言すべく編まれたものである。8つのアンケート調査から得られた研究成果を一冊に集めた第I巻(調査分析編)と、10社以上の企業ケースを幅広く収録した第II巻(事例編)からなる。 事例編となる本書第II巻『日本企業のケースから読み解く本質』は、企業がリモートワークに対してどのように取り組んできたかを5つのテーマに分け、10社以上の企業の対策や人事担当役員の議論を通して実像を提供する。読者がその参考とすべき課題によって読み進めるように工夫を凝らしている。 なお、調査分析編となる本書第I巻『データで示す日本企業の課題と対策』では、COVID?19が拡大したほぼ同時期に、独自の視点で行われた8つの調査を掲載している。複数の調査結果を一度に眺められるだけでなく、思いも寄らない発見などを通じて、リモートワークの多面的な様相を描き出しており、データ指向の高い実務家・アナリスト、そして研究者や大学院生にとっても、新たな視座を得られるものとなっている。 コロナ禍が終息した後も、一旦大きく広がったリモートワークは多少なりとも残り続けると考えられている。今後のより良い働き方や人的資源管理のあり方を考える上で極めて重要な研究成果の集成。

著者紹介

〓橋 潔 (タカハシ キヨシ)  
立命館大学総合心理学部教授/神戸大学名誉教授。1984年慶應義塾大学文学部卒業、1996年ミネソタ大学経営大学院修了(Ph.D.)。南山大学経営学部助教授、南山大学総合政策学部助教授、神戸大学大学院経営学研究科教授を経て現職。専門は産業心理学と組織行動論。主要業績『人事評価の総合科学―努力と能力と行動の評価』(白桃書房)2010年(2012年度日本労務学会学術賞受賞)
加藤 俊彦 (カトウ トシヒコ)  
一橋大学大学院経営管理研究科教授。1990年一橋大学商学部卒業。1992年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、1997年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得、1998年一橋大学博士(商学)。東京都立大学経済学部講師、助教授、一橋大学大学院商学研究科准教授などを経て、現職。専門は経営組織論、経営戦略論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)