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フェミニスト・シティ

出版社名 晶文社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-7949-7329-0
4-7949-7329-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 279P 19cm

商品内容

要旨

なぜ、ベビーカーは電車に載せづらいのか?暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなくてはならないのはどうしてか?男性基準で計画された都市で、女性たちはどう生き延びてきたか。これまでと違うやり方で「街を作り、街を生きる」ためのフェミニズムの建築的展開。

目次

イントロダクション 男の街
1章 母の街
2章 友達の街
3章 ひとりの街
4章 街で声を上げること
5章 恐怖の街

出版社・メーカーコメント

なぜ、ベビーカーは交通機関に乗せづらいのか? 暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなければならないのはどうしてか? 女性が当たり前に感じてきたこれらの困難は、じつは男性中心の都市計画のせいかもしれません。 これからの都市は、男だけでなくあらゆるジェンダーに向けて作られなければならない。近代都市は男性による男性のための計画によって形作られてきた。多くの公共スペースは女性のために設計されておらず、母親、労働者、介護者として生活する女性たちに不自由を強いてきた。ヨーロッパでは街を歩くだけで売春婦と思われた時代があり、現代においても危険な夜道は解決されない問題として残っている。フェミニズムを建築的に展開させた本書が、世界を作り出す新しい力(パワー)になるだろう。

著者紹介

カーン,レスリー (カーン,レスリー)   Kern,Leslie
マウント・アリソン大学地理・環境学准教授、女性学・ジェンダー学部門ディレクター。専門はジェンダーと都市、ジェントリフィケーション、フェミニズム都市論など
東辻 賢治郎 (トウツジ ケンジロウ)  
1978年生まれ。翻訳家。関心領域は西欧近代の技術史、建築史、地図史、紀行など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)