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生き方の哲学

朝日新書 879

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-02-295186-1
4-02-295186-9
税込価格 935円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

伊藤忠の社長として約4000億円の不良資産を一括処理。尖閣国有化をめぐり最悪の日中関係のなか、中国大使として関係正常化に奔走する―。どんな困難にもブレない「生き方の哲学」とは何か。人間にとってお金はどんな意味を持つか。仕事とは、成功とは、幸福とは、老いとは、死とは―。一人ひとりの「生き方の哲学」が問われる時代に、生きていく上で直面する根っこの問題を、綺麗ごと抜きで正面から考える。

目次

第1章 「ペン」より「パン」―人間はお金を常に求める動物だ(お金なしで幸せと言えますか?
いくらあれば満足できますか? ほか)
第2章 仕事―働くことは生きること(ワークライフバランスなんていらない
コロナがもたらす「残酷な経済」 ほか)
第3章 成功―出世を目ざして出世したヤツはいない(目標をもって仕事に臨め
年齢によって目標は違ってくる ほか)
第4章 覚悟―死ぬまでベストを尽くせ(定年退職後、どうするか?
会社の辞め方をつくっておく ほか)
第5章 生きる―いつも自分の心に忠実に生きよ(「親ガチャ」にとどまるな
自分の不運に感謝せよ ほか)

出版社・メーカーコメント

1999年、伊藤忠商事の社長として約4000億円の不良資産を一括処理してバブルの後始末をし、その翌年には同社史上の最高益(当時)を記録する。2010年に駐中国日本国特命全権大使に就任してからは、尖閣諸島国有化をめぐって最悪の日中関係の中、日本と中国の関係正常化に向けて奔走する──。 まさに激動の人生をブレずに貫いた「生き方の哲学」とは何か。その内実を余すところなく開示する。「人生の背骨」をつくるために、必読の書。

著者紹介

丹羽 宇一郎 (ニワ ウイチロウ)  
元伊藤忠商事株式会社会長、元中華人民共和国特命全権大使。1939年、愛知県生まれ。名古屋大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。1998年、社長に就任。1999年、約4000億円の不良資産を一括処理し、翌年度の決算で同社史上最高益(当時)を記録。2004年、会長に就任。内閣府経済財政諮問会議議員、内閣府地方分権改革推進委員会委員長、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任し、2010年、民間出身では初の駐中国大使に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)