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ネイチャー資本主義 環境問題を克服する資本主義の到来

PHP新書 1326

出版社名 PHP研究所
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-569-85326-0
4-569-85326-9
税込価格 1,045円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

「環境に配慮せよ」「資本主義が諸悪の根源」…今、巷に溢れる環境問題を取り巻く言説には、美談めいた「きれいごと」が散見される。しかし、日本で早くからSDGs・ESGの重要性を発信し続けてきた著者は、「環境問題を解決するための最短経路は、見掛け倒しの環境配慮や資本主義批判の脱成長の中にはない。むしろ、この数年で大きく姿を変えた『新たな資本主義』の中にある」と語る。本書では、環境危機の各種データや資本主義の歴史などを振り返りながら、環境問題を克服する新たな資本主義―「ネイチャー資本主義」について解説する。徹底したリアリズムで環境問題を論じた画期的一冊。

目次

第1章 環境危機の真因はどこにある?
第2章 環境問題を克服する「デカップリング」とはなにか
第3章 マルクス主義が批判した「資本家」はもういない
第4章 環境問題に立ち向かう機関投資家たち
第5章 ニュー資本主義、陰謀論―対立構造の転換
第6章 ネイチャー資本主義の実践

出版社・メーカーコメント

経済発展と環境保護は矛盾しない! なぜ地球を救うのは脱成長ではなく「資本主義」なのか? SDGs時代の必読書!

著者紹介

夫馬 賢治 (フマ ケンジ)  
株式会社ニューラルCEO。経営・金融コンサルタント。信州大学特任教授。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長。ハーバード大学大学院リベラルアーツ(サステナビリティ専攻)修士。サンダーバード・グローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部卒。2013年からサステナビリティの重要性を発信し、ESG投資という概念を日本で普及させた一人。政府や地方自治体の有識者委員を多数兼任。Jリーグ特任理事や国際NGO等の理事も務める。東京大学公共政策大学院、北海道大学公共政策大学院、立教大学などでも講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)