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中心のある家 建築家・阿部勤自邸の50年

出版社名 学芸出版社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-7615-4098-2
4-7615-4098-2
税込価格 4,400円
頁数・縦 139P 30cm

商品内容

要旨

図面・写真・スケッチ等、図版411点を収録。名作の軌跡。

目次

アベキン邸の一日(藤塚光政)
対談(塚本由晴×阿部勤)
1 着想(住まいの履歴 1938‐1974
家を建てる 最初の設計案
内と外の組み合わせ タイでの経験 ほか)
2 空間構成(まちの原風景
十字路と4つの庭 配置計画と平面計画
低い立ち姿 断面計画 ほか)
3 暮らしの空間と時間(1980 三人家族の日常と子どもの成長
1995 多目的な一人暮らし
2000 人とものの集う家 思い思いにくつろげる場所 ほか)

出版社・メーカーコメント

1974年に竣工し50年目を迎える今も、「毎日発見がある」という〈中心のある家〉。建築家自身が住まい、竣工時の原型を活かしながら空間をつくり、手入れし続けてきた。図面・スケッチ150点、記録写真100点、撮り下ろし写真33点とその他関連資料で辿る、日々繰り返される小さな改良や成長する庭とまちの関係、古びない家の軌跡。

著者紹介

阿部 勤 (アベ ツトム)  
建築家。1936年東京都生まれ。1960年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、坂倉準三建築研究所勤務。1966年よりタイ国職業教育改善計画プロジェクトに携わる。1974年に自邸である“中心のある家”を手掛ける。1975年に室伏次郎とともに株式会社アルテック建築研究所を立ち上げ、1984年には株式会社アルテックを設立。早稲田大学、東京藝術大学、日本大学芸術学部の非常勤講師を経て現在に至る。2004年以降、“中心のある家”“五本木ハウス”“美しが丘の家”“賀川豊彦記念松沢資料館”“スタンレー電気技術研究所”“桜台の家”にて日本建築家協会25年賞を6度受賞
藤塚 光政 (フジツカ ミツマサ)  
写真家。1939年東京都生まれ。東京写真短期大学卒業。月刊『インテリア』編集部を経て1965年独立。大型カメラが主流であった建築写真界で35ミリカメラを駆使し、周辺環境や人間を含めた建築のライブな姿を記録。「2017毎日デザイン賞・特別賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)