• 本

医療・ヘルスケアのためのリアルワールドデータ活用 ビッグデータの研究利用とビジネス展開

出版社名 中央経済社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-502-43581-2
4-502-43581-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 119P 21cm

商品内容

要旨

近年、健康や医療に関連する様々なデジタルデータの集合体として、「医療ビッグデータ」や「リアルワールドデータ(real world data、以下RWD)」といった用語を耳にするようになっている。RWDとは、保健・医療・介護の現場や人々の生活シーンなどにおいて日常的・恒常的に発生する、健康・医療に関するデジタルデータの総体であり、医薬品産業、医療機器産業、ヘルスケア産業のみならず、多くのビジネスシーンにおいて、RWDを活用したビジネス展開が期待されている。本書は、RWDの定義や内容について、アカデミアを中心としたRWDの利活用の現状に加えて、これまでの類書には見られない、今後の民間利用およびビジネス展開の方向性について、多くのビジネスマンに向けてわかりやすく解説したものである。

目次

第1章 医療ビッグデータに関連する用語の整理と解説
第2章 リアルワールドデータ活用の現状
第3章 医療分野でのリアルワールドデータ活用に関する促進と規制策
第4章 ヘルスケア産業におけるリアルワールドデータの認識
第5章 リアルワールドデータ活用に関する海外動向
第6章 民間企業によるリアルワールドデータ活用へ

出版社・メーカーコメント

医療やヘルスケア(健康)に関するデジタルデータを活用した事業展開のために、医療ビッグデータについて整理し、どう活用できるのかを内外の制度や動向をふまえて解説。

著者紹介

康永 秀生 (ヤスナガ ヒデオ)  
東京大学大学院医学系研究科臨床疫学・経済学教授。医学博士。平成6年に東京大学医学部医学科を卒業後、6年間外科医として病院勤務。平成12年より東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学(博士課程)、医療経営政策学(特任准教授)、ハーバード大学医学部Health Care Policy(客員教員)などを経て、平成25年4月より現職。日本臨床疫学会理事。Journal of Epidemiology編集委員。専門は、臨床疫学、公衆衛生学、医療経済学。研究テーマは、医療ビッグデータを用いた臨床研究および医療経済研究
川崎 真規 (カワサキ マサキ)  
株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門ヘルスケア・事業創造グループ
小倉 周人 (オグラ シュウト)  
株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門ヘルスケア・事業創造グループ
徳永 陽太 (トクナガ ヨウタ)  
株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門ヘルスケア・事業創造グループ
野田 恵一郎 (ノダ ケイイチロウ)  
株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門ヘルスケア・事業創造グループ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)