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権力は嘘をつく ベトナム戦争の真実を暴いた男

亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ 4−5

出版社名 亜紀書房
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-7505-1759-9
4-7505-1759-3
税込価格 2,475円
頁数・縦 374,7P 19cm

商品内容

要旨

1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレーションしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する。インサイダーによるリークは正当化されるのか?戦争はどのように作られ、継続するのか?なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか?彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか?報道の自由とは?国民の「知る権利」とは?戦争の構造は、変わらない。権力は、その力の維持を自己目的化していく。資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。

目次

プロローグ―実行可能性調査
1 インサイダー(冷戦の闘士
初日
敵対行為 ほか)
2 秘密と嘘(クレディビリティ・ギャップ
リークの力
最悪の日々 ほか)
3 アウトサイダー(広がる波紋
ミスター・ボストン
潜伏 ほか)
エピローグ―歴史はくり返す

出版社・メーカーコメント

権力者のメンツ、エスカレーションの必然性、内政とのバランス……。――戦争の構造は、驚くほど、いつも同じだ。----------------------1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレートしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する……。----------------------インサイダーによるリークは正当化されるのか?戦争はどのように作られ、継続するのか?なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか?彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか?報道の自由とは? 国民の「知る権利」とは?――戦争の構造は、変わらない。――権力は、その力の維持を自己目的化していく。資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。

著者紹介

シャンキン,スティーヴ (シャンキン,スティーヴ)   Sheinkin,Steve
出版社で歴史教科書の執筆に従事した後、2009年よりYA作家。本書で全米図書賞ファイナリスト(2015年)、ヤングアダルト図書館サービス協会の最優秀ノンフィクション賞(2016年)。著書は十数冊あり、『The Port Chicago 50』で全米図書賞ファイナリスト(2014年)、『原爆を盗め!』(紀伊國屋書店、2015年)で全米図書賞ファイナリスト(2012年)とニューベリー賞オナーブック(2013年)に選ばれた
神田 由布子 (カンダ ユウコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)