台湾の少年 3
戒厳令下の編集者
出版社名 | 岩波書店 |
---|---|
出版年月 | 2022年10月 |
ISBNコード |
978-4-00-061547-1
(4-00-061547-5) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 183P 23cm |
シリーズ名 | 台湾の少年 |
商品内容
要旨 |
1960年、ようやく釈放された蔡焜霖は幼馴染の「きみこ」と再会する。「前科」のために就職にも苦労するが、やがて漫画雑誌の編集者となると、新たなアイディアを次々と実現し、児童雑誌『王子』の創刊に携わる。積極的に人生を生きようとする焜霖だったが、その陰には常に「人より10年出遅れている」という思いがあった。日本統治時代から戒厳令下の時代、民主化を経て現代まで、白色テロの傷を負いながら生き抜いたある個人の人生でたどる、激動の台湾現代史。 |
---|
出版社・メーカーコメント
一九六〇年、ようやく釈放された蔡焜霖は幼馴染の「きみこ」と再会し、結婚する。「前科」のために就職にも苦労したが、やがて漫画雑誌の編集者となると、新たなアイディアを次々と実現し、児童雑誌『王子』を創刊するなど八面六臂の活躍をみせる。だが、その陰には常に「人より一〇年出遅れている」という思いがあった。