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日韓関係のあるべき姿 垂直関係から水平関係へ

出版社名 明石書店
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-7503-5452-1
4-7503-5452-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 217P 21cm

商品内容

目次

第1章 日本経済の停滞と日韓関係の諸問題
第2章 韓国の第20代大統領選挙、尹錫悦新政権と韓国外交、そして日韓関係
第3章 こんにちの日韓関係から私たちが学ぶべきもの―構造的変化と「人災」にさらされる近隣外交
第4章 21世紀を革新するための日韓哲学
第5章 被害・生存者なき時代の「従軍慰安婦」問題と政治的責任
第6章 文化交流とコンテンツビジネスの変貌
第7章 日韓の考え方の比較と補完性
第8章 日韓の認識の差と日韓関係の構築

出版社・メーカーコメント

近くて遠い日本と韓国。溝だけが広がり続ける歴史認識問題に発する政治・外交上の冷え込み。反比例するように日本社会に受容される韓流文化。ストックの日本・フローの韓国を軸として、両国が真の意味で歩み寄るために必要な議論を様々な角度から検証する。

著者紹介

鞠 重鎬 (クック ジュンホ)  
横浜市立大学国際商学部教授。韓国・忠清南道瑞山生まれ。1992年4月文部省国費留学生として、一橋大学経済学研究科留学。高麗大学と一橋大学の両大学にて博士号(経済学)取得。一橋大学経済学部助手、韓国租税財政研究院研究委員を経て、1999年4月横浜市立大学准教授として赴任。現在、横浜市立大学国際商学部教授。この間、カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)訪問教授、ソウル大学客員研究員も務めた。慶應義塾大学特別招聘教授、東アジア経済経営学会会長も兼務中。専門は、財政学、経済政策、日韓経済
木宮 正史 (キミヤ タダシ)  
東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学法学部卒、同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。韓国高麗大学大学院政治外交学科博士課程修了(政治学博士)。法政大学法学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科准教授を経て、現在同大学院教授。その間、ハーバード大学イエンチン研究所訪問研究員、東京大学現代韓国研究センター、韓国学研究センターのセンター長を歴任。主著(いずれも単著)として、『日韓関係史』(岩波書店、2021年(2022年大平正芳賞特別賞受賞))など
箱田 哲也 (ハコダ テツヤ)  
朝日新聞論説委員。1988年朝日新聞入社。2013年4月〜朝日新聞東京本社論説委員
小倉 紀蔵 (オグラ キゾウ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1983年東京大学ドイツ文学科卒業。2006年京都大学大学院人間・環境学研究科に赴任。現在、同研究科教授。日本外務省「日韓友情年2005」委員、日本外務省「日韓交流おまつり」委員、日本政府「日韓文化交流会議」委員、現代韓国朝鮮学会会長、比較文明学会副会長などを歴任
南 基正 (ナム キジョン)  
ソウル大学日本研究所教授。韓国のソウル市生まれ。ソウル大学にて国際政治学を学び、2000年には東京大学で「朝鮮戦争と日本―‘基地国家’における戦争と平和」の研究で博士号を取得。2001年から2005年まで東北大学法学研究科の助教授・教授、2005年から2009年まで韓国・国民大学国際学部の副教授などを経て、現在ソウル大学日本研究所教授。戦後日本の政治外交、戦後日韓関係などを専門とし、最近は日本の平和主義や平和運動にも関心を持って研究している
黄 仙惠 (ファン ソンヘ)  
城西国際大学大学院兼任講師。1997年、韓国放送公社で情報・ドキュメンタリー番組の制作を担当。2022年より、城西国際大学及び大学院で兼任講師を担当。ビジネスモデルデザインと表象文化研究、メディアプロジェクト(韓流エンタテインメント実践)を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)