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こんな人たち 自治体と住民運動

出版社名 社会評論社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-7845-2417-4
4-7845-2417-7
税込価格 2,310円
頁数・縦 304P 19cm

商品内容

目次

第1部「こんな人たちに負けるわけにはいかない」千葉県白井市議会傍聴記(自治体議会の低迷の元凶は「討論一人一回の原則」
噛み合わない議論―「核禁条約」批准を求める意見書提出
「議会だより」は市議会が市民に開いた窓
「申し入れ事項」を変更した「下総基地の米空母艦載機訓練基地化反対協議会」役員四人衆
「コロナ看板騒動」市議会に「説明責任」を問わない市民運動 ほか)
第2部 自治体議会改革と地方自治活性化のために(マッカーサー憲法草案の「地方自治」―「地方自治の本旨(principle of local autonomy)」と地方自治の新憲法上の位置付け
日本人の自治感覚と「町内会」復活
全員一致と多数決
議会基本条例と自治体議会改革
民衆運動の「壁」―「お上」に弱い日本人 ほか)

出版社・メーカーコメント

「地方自治は、民主主義の学校であり、その成功の最高の保証人である。」 (英国の政治学者:J.ブライス) 千葉県白井市は「白い梨の花咲く 緑豊かな田園のまち」(平和都市宣言)である。この平和なまちで、新型コロナ禍の最中、「コロナ看板」設置反対運動が起きた。それまでは、市議会も市民運動も「あっしにはかかわりのねえ」ことだった著者は、ひょんなことから、市議会なるものを初めて傍聴する機会があり、傍聴を続けるうちに、怒り心頭に発し、激烈なルポを綴り、木枯らし紋次郎宜しく右も左も打った斬る羽目になった。

著者紹介

佐々木 健悦 (ササキ ケンエツ)  
1947年、宮城県志田郡三本木町(現・大崎市三本木)に生まれる。東京外国語大学モンゴル語学科を卒業、同大ロシア語学科に学士入学在籍、その後、千葉県下の高校で英語教員。2008年3月退職。同年4月からモンゴル国の大学で、約1年間、日本語教師を務めた。その後、ウランバートル市の『モンソダル』社でモンゴル語日本語辞典の編纂に携わった。2010年7月からモンゴル国営モンツァメ通信社に勤務し、日本語週刊紙『モンゴル通信』の編集翻訳と日本語監修に従事、2012年8月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)