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侵略少女 EXIL girls

出版社名 光文社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-334-91491-2
4-334-91491-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 609P 20cm

商品内容

要旨

遠くない未来。残酷な格差と棄民により退嬰と衰亡に苦しむ、とある日本。瀬戸内の孤島にある「桜瀬女子高校」は今夜、伝統ある卒業の儀式を迎えていた。卒業生が夜を徹し友や海や孤島と語らう「卒業夜祭」の儀式を。真夜中の篝火と桜花の中、ひとり、またひとりと灯を掲げ校舎を離れゆく卒業生。だが校長と政府以外誰も知らない。この卒業夜祭の壮絶な真実を。卒業生のうち選ばれた7人だけが今夜、滅びゆく日本を、世界をそしてヒトを救う「侵略者」となることを。何も知らぬまま神と対峙させられる7人の少女らは、今夜を、世界を生き残ることができるのか?総伏線主義の正統派ロジック本格、至極の最終章。

出版社・メーカーコメント

孤島に建つ全寮制の御嬢様学校、桜瀬女子高校。「卒業夜祭」  中だったはずの少女七人が目を覚ました場所は、パラレル世界。理不尽かつ厳格なルールがあるこの世界で、ひとりまたひとりと少女が殺される。現実世界の彼女たちの運命は!?

著者紹介

古野 まほろ (フルノ マホロ)  
東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部修士課程修了。学位授与機構より学士(文学)。警察庁1種警察官として警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務し、警察大学校主任教授にて退官。2007年、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞し、デビュー。有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)