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家康家臣の戦と日常 松平家忠日記をよむ

角川ソフィア文庫 I167−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-04-400714-0
4-04-400714-4
税込価格 1,276円
頁数・縦 408P 15cm

商品内容

要旨

徳川家康の一族で、家臣でもある松平家忠は、17年間にわたり毎日の出来事や見聞きした情報を書き続けた。「家忠日記」と呼ばれるこの日記には、合戦への備えや、茶・能・連歌を愉しむ様子など、一武将の日々の生活が綴られている。それと同時に、豊臣政権による不条理な要求への愚痴や、歴史が動いた重要局面での家康の動向も記された、他にない貴重な記録である。日記をひもとき、戦国における、家康と家臣の実態を解き明かす。

目次

序章 松平家忠と『家忠日記』
第1章 武田氏との戦い
第2章 秀吉との対決
第3章 家忠の日常生活
第4章 忍における日々
第5章 上代での日々と伏見普請
補論1 深溝松平家と家忠の所領
補論2 鵜殿氏・水野氏の動向と家忠
補論3 不動国行の刀と惣無事令

出版社・メーカーコメント

徳川家康とその家臣の17年間を、筆まめ武将の日記で解き明かす!戦国の世で、毎日の出来事を書き記した武将がいた。日記の主は、家康の家臣でのちに大名となった松平家忠。家康と家臣の日常生活から、天下統一へ至る裏側までも明らかにする、唯一無二の日記を読み解く。

著者紹介

盛本 昌広 (モリモト マサヒロ)  
1958年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。博士(史学)。専攻は日本中世・近世史。神奈川大学、慶應義塾大学、中央大学などで非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)