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無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記

出版社名 新潮社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-10-308013-8
4-10-308013-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 168P 20cm

商品内容

要旨

ある日突然がんと診断され、夫とふたり、無人島に流されてしまったかのような日々が始まった。お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない―。余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴った日記。

目次

第1章 5月24日〜6月21日
第2章 6月28日〜8月26日
第3章 9月2日〜9月21日
第4章 9月27日〜

出版社・メーカーコメント

お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない――。急逝した作家の闘病記。これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

著者紹介

山本 文緒 (ヤマモト フミオ)  
1962年神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。99年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞を受賞。20年刊行の『自転しながら公転する』で21年に島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞した。2021年10月13日、膵臓がんのため58歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)