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オーウェルの薔薇

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-00-061566-2
4-00-061566-1
税込価格 3,630円
頁数・縦 344,43P 20cm

商品内容

要旨

ジョージ・オーウェル(一九〇三‐五〇)が一九三六年に植えた薔薇の生き残りとの出合いから、見過ごされてきた彼の庭への情熱に光をあて、精神の源を探るソルニット。思索のそぞろ歩きは、オーウェルの生涯をたどりつつ、化石燃料としての石炭と採掘労働、帝国主義や社会主義と自然、花と抵抗をめぐる考察、現代の薔薇産業などを経て、未来への問いへと続く。

目次

1 預言者とハリネズミ
2 地下にもぐる
3 パンと薔薇
4 スターリンのレモン
5 隠棲と攻撃
6 薔薇の値段
7 オーウェル川

出版社・メーカーコメント

ジョージ・オーウェルが一九三六年に植えた薔薇の生き残りとの出会いから、見過ごされてきた彼の庭への情熱に光をあて、精神の源を探るソルニット。豊かな思索の旅は、オーウェルの人生とその時代から、化石燃料としての石炭、帝国主義や社会主義と自然、花と抵抗をめぐる考察、薔薇産業のルポ等を経て、未来への問いへと続く。

著者紹介

ソルニット,レベッカ (ソルニット,レベッカ)   Solnit,Rebecca
1961年生まれ。作家、歴史家、アクティヴィスト。カリフォルニアに育ち、環境問題や人権、反戦などの運動に参加。1988年より文筆活動を始める
川端 康雄 (カワバタ ヤスオ)  
日本女子大学文学部教授。専門はイギリス文学、イギリス文化研究
ハーン小路 恭子 (ハーンショウジ キョウコ)  
専修大学准教授。専門は20世紀以降のアメリカ文学、アメリカ文化研究。訳書にソルニット『説教したがる男たち』『わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い』(左右社)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)