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異能の掛け算 新規事業のサイエンス

出版社名 ニューズピックス
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-910063-23-2
4-910063-23-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 289P 19cm

商品内容

要旨

サービスコンセプト・競争戦略・利益構造を「バリューデザイン・シンタックス」で磨ききれ。新規事業一筋15年、500ケース以上で研究した、成功の再現性を限りなく上げる方法論、登場。

目次

第1章 新規事業の正体―不確実性が支配する暗闇の歩き方(新規事業を支配する「不確実性」とは
無知に陥る3つの「バイアス」
異能の掛け算の3つのステップ ほか)
第2章 新規事業のチーム論―異能を活かすBTCチームの鉄則(コレクティブ・ジーニアスなチームの重要性
理想のチームの必須条件
異能チームのコミュニケーション設計 ほか)
第3章 新規事業の方法論―確信と確証のための羅針盤(新規事業の死角とは
確信と確証で創るバリューデザイン・シンタックス
サービスデザインの方法論 ほか)

出版社・メーカーコメント

天才不要。要、異能のチーム。“異能の掛け算”こそが、新規事業に必要な科学である。 新規事業一筋15年の著者が、500ケース以上で研究した成功の再現性を限りなく上げる「チーム論」と「方法論」の戦略的融合、ついに登場。 【異能のチーム論】「Bさんって、部長向けプレゼンのことしか考えていないよね。大企業は、こうやってお客さんを見ずにサービスをつくるから、うまくいかないんだよな」「Tさんって、すぐ機能を絞る話ばっかりするよな。いまは発散フェーズだから、本当に大事な機能を探さないと。できることだけやるつもりなら新規事業なんかやるなよな」「Cさんって、自分をアーティストとでも思ってんのかなぁ。いまのフェーズでそこまでちゃぶ台ひっくり返すような仕事のやり方なら、独立して仕事するべきだよな」 このような対立は、必然的に起こる「定番」だ。それでも0→10をするチームは、スキルも価値観も違う、Biz(ビジネス)/Tech(テクノロジー)/Creative(クリエイティブ)の”異能”の集まりであるべきである。 その理想のチームの必須条件から、コミュニケーション設計、相互理解のポイントまで、コレクティブ・ジーニアスなチームのための鉄則。 【サービスデザインの方法論】新規事業がうまくいかない理由のほぼすべては、サービスコンセプトの仮説について、「全体感の欠如」と「論理偏重もしくは直観偏重」に起因する。 確信と確証を繰り返し、異能の掛け算をするため、「プロダクト開発までに想定していた仮説の要素」と「後で振り返ると考察しておくべきだったと語られる要素」を抽出した結果、導き出された20の必要十分な構成要素で成り立つサービスデザインのフレームワーク。それが価値創造の羅針盤「バリューデザイン・シンタックス」である。 ”子供の自由さ”と”大人の教養”をもって、サービスコンセプトや競争戦略、利益構造のデザインとプロトタイプを繰り返すことで、異能同士が、新しい価値を磨き上げる。 日本経済において、いま最も求められている、集合的アイデアによるイノベーションの方法をまとめた一冊である。

著者紹介

井上 一鷹 (イノウエ カズタカ)  
大学卒業後、戦略コンサルティングファームのアーサー・D・リトルに入社。大手製造業を中心とした事業戦略、技術経営戦略など新規事業立案に従事する。2012年、JINSに入社。商品企画、R&D室JINS MEME事業部マネジャー、Think Lab取締役を経て、JINSの執行役員を務める。JINS退社後、Sun Asteriskに入社、Business Development Unit Manager(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)