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アガワ家の危ない食卓

新潮文庫 あ−50−9

出版社名 新潮社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-10-118459-3
4-10-118459-3
税込価格 649円
頁数・縦 251P 16cm

商品内容

要旨

亡き父、弘之の口癖は「一回たりとも不味いものは食いたくない」であった。朝食をとりながら夕食のメニューを訊ねて周囲をゲンナリさせ、気にくわない食事に出くわせば「一回損した!」と本気で憤怒する。そんなワガママで怒りん坊の父に振り回されても母は家族のために台所に立ち続け、娘サワコは冷蔵庫から干からびた食材を発掘しては、危ない料理をせっせと作る。爆笑必至の食エッセイ。

目次

旨いプレゼント
風々録その後
小腹の幸
素手にぎり
かつぶしご飯
泡だらけ伝授
母の味
キャベツ巻きそれぞれ
デビルオムレツ
すでにアッタリー・ガッカリー
ハム入りマカロニの謎
牛乳嫌い
楽屋まで
二度使い
箸箸のすむ処
贅沢アレルギー
韓国、夏の陣
甦るザヅィキ
浩二君の魅力
海山の威厳
コールタールの春
ワクワク病人食
おかゆさん
トラウマの豚
大地震のあと
酒と和田さんの日々

出版社・メーカーコメント

亡き父、弘之の口癖は「一回たりとも不味いものは食いたくない」であった。朝食をとりながら夕食のメニューを訊ねて周囲をゲンナリさせ、気にくわない食事に出くわせば「一回損した!」と本気で憤怒する。そんなワガママで怒りん坊の父に振り回されても母は家族のために台所に立ち続け、娘サワコは冷蔵庫から干からびた食材を発掘しては、危ない料理をせっせと作る。爆笑必至の食エッセイ。

著者紹介

阿川 佐和子 (アガワ サワコ)  
1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)