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死刑制度論のいま 基礎理論と情勢の8つの洞察

出版社名 判例時報社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-938166-21-2
4-938166-21-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 192,6P 21cm

商品内容

要旨

その死刑廃止論に、説得力はありますか?日本の死刑制度論の最高レベルの筆陣による到達点。いま、死刑を論じるうえでの必読の書。

目次

第1章 巻頭言
第2章 死刑制度の存廃をめぐって―議論の質を高めるために
第3章 刑罰の正当化根拠と死刑
第4章 死刑執行と自由権規約6条4項の保障
第5章 エビデンスに基づく死刑制度論の模索
第6章 死刑制度論における世論の意義
第7章 再審請求中の死刑執行と再審請求手続
第8章 死刑の認定・量刑に必要な適正手続とは何か

出版社・メーカーコメント

死刑制度論の、最高レベル執筆陣による到達点。いま、死刑制度を論じる上での必読の書。――その死刑廃止論に、説得力はありますか? 【本書の特徴】本書は、死刑廃止の主張の寄せ集めではない。水掛け論に陥らない、死刑廃止論の論拠を鍛えることを目的としている。一方、わが国の死刑制度・運用に対する国際的な倫理的・人道的観点からの批判や世界的潮流があることを踏まえ、それでもなお変わらず重要であり続ける死刑制度正当化の根拠(価値)は何かに関する洞察も提供している。 全ての論考において、アカデミズムを重視しつつも、実務家読者に対する緊張感を持ち、実社会における制度設計、実務運用に示唆を与えうる記述を貫いている。

著者紹介

大谷 實 (オオヤ ミノル)  
同志社大学名誉教授
井田 良 (イダ マコト)  
中央大学大学院教授
松原 芳博 (マツバラ ヨシヒロ)  
早稲田大学教授
福島 至 (フクシマ イタル)  
龍谷大学名誉教授・弁護士
渡邊 一弘 (ワタナベ カズヒロ)  
専修大学教授
本庄 武 (ホンジョウ タケシ)  
一橋大学教授
葛野 尋之 (クズノ ヒロユキ)  
青山学院大学教授
椎橋 隆幸 (シイバシ タカユキ)  
中央大学名誉教授・弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)