ジェンダーレスの日本史 古典で知る驚きの性
中公新書ラクレ 779
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2022年11月 |
ISBNコード |
978-4-12-150779-2
(4-12-150779-7) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 246P 18cm |
商品内容
要旨 |
最近は肉体の性別とは違う性認識を持つことが尊重されるようになってきた。先進的に見えるが、じつは日本の古典文学には、男女の境があいまいな話が数多く存在する。太古の神話から平安文学、軍記もの、江戸川柳まで、古典作品を通して「伝統的な」男らしさ・女らしさのウソを驚きをもって解き明かす。昔の日本の「性意識」があいまいだったゆえに文芸が発展した、という一面も見えてくる。年表作りを愛する著者による「ジェンダーレス年表」は弥生時代から現代までを網羅。 |
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目次 |
はじめに 日本の文芸はジェンダーレスであふれている |
出版社・メーカーコメント
男同士が恋愛仕立ての歌を詠み合い、家財産を持つ経済力ある姫が一族を養う。トランスジェンダー兄妹は入れ替わってすくすくと成長――。日本の古典作品は、性の境があいまいな物語にあふれています。驚きの性意識をたどれば、伝統的な男らしさ・女らしさのウソが見えてくる!