現代語訳南海寄帰内法伝 七世紀インド仏教僧伽の日常生活
法蔵館文庫 ぎ1−1
| 出版社名 | 法藏館 |
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| 出版年月 | 2022年11月 |
| ISBNコード |
978-4-8318-2643-5
(4-8318-2643-X) |
| 税込価格 | 2,750円 |
| 頁数・縦 | 672,99P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
七世紀のインドの僧侶は何を食べ、どんな生活をしていたのか―。唐の僧・義浄は、六七一年、戒律を学ぶために海路で天竺(インド)へ。留学先のナーランダー寺院で、インドの気候に即した現実的で健康第一な戒律が実践されていることに驚く。朝起きて一番にすること、歯みがきの方法、トイレのきまり、衣の着方、感染症対策を考慮した食事作法、客人の接待方法、葬式のきまり等。本書は、中国や東南アジアの風習とも比較しながら、当時の衣食住にわたる戒律の実態を報告した、第一級のインド留学レポである。 |
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| 目次 |
仏教通史―宇宙開闢から唐代まで |



出版社・メーカーコメント
7世紀のインドの僧侶は何を食べ、どんな生活をしていたのか。671年、戒律を学ぶために海路によりインドに渡った唐の僧・義浄三蔵が、留学先ナーランダー寺での衣食住にわたる戒律の実態を報告した第一級史料の現代語訳、衝撃の文庫化。 *インドの僧侶が朝起きて、一番にすることは何か。感染症対策万全な食事内容とその方法とは。歯ブラシの使い方とは。トイレのしかたとは。私有財産の所有がほとんど許されない僧侶の遺産相続方法とは。遠方から来た客人を、どのように接待すべきか。葬式のきまりとは……。 *義浄が見たインドの戒律とは、自由を縛る「べからず集」と化した戒律とは大違い。過酷な気候と限られた時間のなかで、仏道の目的到達のために、あえてしなくてもよいものを省いていく経験則の集積であった。『南海寄帰内法伝』は、義浄が、感嘆をもって、故郷の中国や、途中寄港した東南アジアの戒律と比較しながらまとめあげた、空前絶後のインド留学レポである。