• 本

DMAT看護師になりたい 災害急性期に活動する医療者をめざして

出版社名 彩流社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7791-2855-4
4-7791-2855-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 142P 21cm

商品内容

要旨

執筆者全員が現役の日本DMAT隊員でDMATインストラクター!最前線の仕事の現場はどうなっているのか―DMAT隊員をめざす人のためのテキスト。有事の際に速やかに組織的に活動できる唯一無二の組織・DMATの仕事や訓練の実際から隊員になるまでの道のりをお伝えします!

目次

第1章 DMATの基本知識(日本DMATとは
DMAT発足の歴史 ほか)
第2章 災害医療・災害看護の基礎知識(災害医療と救急医療の違い
災害サイクル ほか)
第3章 DMATの活動の実際(DMATとしての平時の活動
標準資器材の点検 ほか)
第4章 日本DMAT隊員になるには(日本DMAT隊員養成研修
L‐DMAT(東京DMAT、市内DMAT)隊員養成研修 ほか)
第5章 東日本大震災での活動経験(獨協医科大学病院(栃木県)のDMATとしての活動
聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県)のDMATとしての活動 ほか)

出版社・メーカーコメント

全国で急増する大規模災害や事故、新型コロナウィルスなど緊急事態下で活躍するDMAT(災害派遣医療チーム:Disaster Medical assistance Team)。 ニュースなどでもおなじみとなった職業だが、実際はどのような仕事なのか。本書は、その仕事の基本知識から現場の実際、DMAT看護師になるための情報まで、DMAT隊員をめざす人のためのテキストである。本書の執筆者全員が災害急性期(発災直後から48時間前後)に現場で活動できるだけの機動性を持った厳しいトレーニングを受けた医療チーム・日本DMATの現役の隊員(全員、東日本大震災において活動経験を持つ)であり、かつDMATインストラクターとして隊員を目指す医療者の指導にも携わっている。 <もくじ>第1章 DMATの基本情報第2章 災害医療・災害看護の基礎知識第3章 DMATの活動の実際第4章 DMAT隊員への道のり第5章 東日本大震災での活動経験

著者紹介

菱沼 秀一 (ヒシヌマ ヒデカズ)  
1980年生まれ。獨協医科大学看護学部成人看護学(急性期)助教と獨教医科大学病院看護師を兼務。獨協医科大学病院附属看護専門学校卒業後、獨協医科大学埼玉医療センターの救命救急センターに就職。2008年より獨協医科大学病院(本院)の救命救急センターに異動。2010年に栃木県ドクターヘリが同施設で開始され、運航開始時からフライトナースとして約1000件のドクターヘリ出動経験している。2010年より日本DMAT隊員。東日本大震災(2011年)、北海道胆振東部地震(2018年)、台風19号豪雨災害(2019年)などで災害医療活動の経験をしている
神保 大士 (ジンボ ダイシ)  
1976年生まれ。山形県出身。聖マリアンナ医科大学病院救命救急センター主任看護師。高校卒業後、東北医療福祉専門学校へ進学し卒業後、介護士として2年間勤務したのちに、宮城県塩釜医師会准看護学院を経て、山形県にある篠田看護専門学校を卒業。2003年、聖マリアンナ医科大学病院にて、救命救急センターに配属。2004年に救命救急センター内の災害対策係になったことをきっかけに、学習を重ね、2007年より日本DMAT隊員。東日本大震災(2011年)、平成27年関東・東北豪雨(2015年)、横浜マラソン(2015年)などで災害医療活動を経験しいている
黒〓 祐也 (クロサキ ユウヤ)  
1983年生まれ。新潟県小千谷市出身。日本赤十字社長岡赤十字病院看護係長。一般社団法人日本救急看護学会災害看護委員。新潟県立看護短期大学看護学科卒業後、2004年、日本赤十字社長岡赤十字病院入職。救命救急センター内の救急病棟に配属され、2009年より同センター内救急外来へ異動し現在に至る。2012年に日本看護協会救急看護認定看護師取得。2018年より看護係長。2016年より同施設において新潟県2機目の新潟県西部ドクターヘリの運航開始に携わり、現在もフライとナースとして活動し年間100件以上の現場出動を経験し、プレホスピタルにおける看護実践の経験を積んでいる
金子 拓 (カネコ タク)  
1979年生まれ。岩手医科大学附属病院岩手県高度救命救急センター看護師。財団法人磐城済生会松村看護専門学校卒業後、財団法人磐城済生会松村総合病院ICUへ就職。2006年、岩手県立大船渡病院救命救急センターに就職、2011年より現職。岩手県ドクターヘリの運航開始時からフライトナースとして活動。2008年より日本DMAT隊員として、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)、台風10号豪雨災害(2016年)、台風19号豪雨災害(2019年)などで災害医療活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)