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本が語ってくれること

平凡社ライブラリー 936

出版社名 平凡社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-582-76936-4
4-582-76936-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 284P 16cm

商品内容

要旨

「本を読むというのは究極には何かの形でいい気持になる為にやることで―」東西の作家を自由に往還しながら闊達に読書の喜びを描く表題作、文芸時評の枠を超えた文明論、本を読む行為から言葉の本質に迫る「本を読む為に」…吉田健一流読書論の神髄。

目次

時評(昭和四十六年)
文芸時評(昭和四十七年)
本を読む為に
本が語ってくれること

出版社・メーカーコメント

東西の作家を往還し読書の喜びを描く表題作、文芸時評の枠を超えた文明論、言葉の本質に迫る「本を読む為に」。吉田流読書論の真髄。

著者紹介

吉田 健一 (ヨシダ ケンイチ)  
1912年、東京生まれ。ケンブリッジ大学で学び、帰国後、翻訳家、文芸評論家、さらに小説家として健筆をふるう。『シェイクスピア』『瓦礫の中』で読売文学賞、『日本について』で新潮社文学賞、『ヨオロッパの世紀末』で野間文芸賞を受賞。77年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)