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日本史の有名人たちホントの評価

知的生きかた文庫 や43−2

出版社名 三笠書房
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-8379-8803-8
4-8379-8803-2
税込価格 847円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

小説やドラマではあんなに活躍していたのに…暴君・無能と思っていたら、意外にも重要な役割を…歴史の人物評がゆさぶられる、おもしろさ!

目次

第1章 イメージと実際の評価に落差がある有名人たち(優れた政治家聖徳太子は朝廷のイメージ戦略による虚像?
「鵯越の逆落とし」はなかった!?悲運の名将源義経の真相 ほか)
第2章 意外な「隠れた一面」のあった有名人たち(『源氏物語』の作者紫式部、超・内向的な性格だったって本当!?
尼将軍北条政子が息子や実父を切り捨ててでも守りたかったもの ほか)
第3章 トップから一目置かれたナンバーツーたち(父の清盛を支えた平重盛、「忠」と「孝」の間でもがき苦しむ
知勇兼備の名将菊池武光、南朝の九州制圧に絶大な貢献 ほか)
第4章 知名度はいまひとつでも、見過ごせない功労者たち(私度僧行基が、朝廷の弾圧を乗り越えて大僧正になるまで
室町幕府から実権を奪った三好長慶、信長をしのぐ優れた先見性 ほか)
第5章 全国的にはそれほどでも、「ご当地」で評価の高い有名人たち(北海道開拓の先駆者松浦武四郎、アイヌ民族のために尽くした一生
深谷市ゆかりの坂東武士の鑑畠山重忠、レコードの歌詞にもなっていた! ほか)

出版社・メーカーコメント

◎歴史上の偉人たちの、「ホントの評価」が明らかに!小説やドラマの世界では、あんなに活躍していたのに……暴君、無能と思われていた人物が、意外にも重要な役割を……史実をひも解くと、一般的なイメージと実際の評価に落差のある偉人がいるものです。・「日本一の兵」真田幸村、大坂夏の陣で犯した痛恨のミス・武田家を滅亡させた武田勝頼、じつは武田家最大の版図を築いていた!?・薩摩藩家老小松帯刀こそ薩長同盟の真の立役者だった・天才詩人石川啄木、詩のイメージからはほど遠い放蕩三昧の日々これまでと「ひと味違う日本史」が見えてくる!

著者紹介

山本 博文 (ヤマモト ヒロフミ)  
歴史学者(日本近世史)。1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを務めた。2020年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)