• 本

最後のひと

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-12-005595-9
4-12-005595-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 224P 20cm

商品内容

要旨

人は、年をとればもう、肉体的な交わりは卒業するのが当たり前、と思っている。それが一般的な社会通念であり、言わずもがなの常識だ。理一郎と燿子も、出会うまではそんなものだと思っていた―。

出版社・メーカーコメント

75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの?燿子がついに出会った「ぴったりな人」。人生仕上げの情愛がもたらすものは――。ベストセラー『疼くひと』で70代女性の性愛を描いた著者が、実感を込めて後続世代に送る、希望の物語奇跡の出会い、周囲の偏見、肉体的交わり、終活への備え……「人は老いても、毎日を幸せに生きる権利がある」を合い言葉に、燿子と理一郎がとった選択は?

著者紹介

松井 久子 (マツイ ヒサコ)  
1946年東京出身。早稲田大学文学部演劇科卒。雑誌ライター、テレビドラマのプロデューサーを経て、98年映画『ユキエ』で監督デビュー。2002年『折り梅』公開、2年間で100万人の動員を果たす。10年日米合作映画『レオニー』を発表、13年春世界公開された。15年『何を怖れるフェミニズムを生きた女たち』、16年『不思議なクニの憲法』と2作のドキュメンタリー映画を手がけ、自作の上映会や講演で全国を歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)