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黒石(ヘイシ)

新宿鮫 12

出版社名 光文社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-334-91501-8
4-334-91501-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 476P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 黒石(ヘイシ)

    ファン垂涎の新宿鮫シリーズの最新作。新宿署の鮫島刑事がどこまでも悪を追い詰める。因縁の地下ネットワークに挑む鮫島になりきってしまうシリーズファンも満足。シリーズ累計800万部というのがその証拠。今作はひときわ激しいシーンも多い。これぞハーボイルドの大沢在昌ワールドを堪能できる。読後に早くも次回作が待ちきれなくなる。

    (2023年1月15日)

商品内容

要旨

リーダーを決めずに活動する地下ネットワーク「金石」の幹部、高川が警視庁公安に保護を求めてきた。正体不明の幹部“徐福”が、謎の殺人者“黒石”を使い、「金石」の支配を進めていると怯えていた。「金石」と闘ってきた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、公安の矢崎の依頼で高川と会う。その数日後に千葉県で“徐福”に反発した幹部と思しき男の、頭を潰された遺体が発見された。過去十年間の“黒石”と類似した手口の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した―。どこまでも不気味な異形の殺人者“黒石”と、反抗する者への殺人指令を出し続ける“徐福”の秘匿されてきた犯罪と闘う鮫島。“新宿鮫”シリーズ最高の緊迫感で迫る最新第十二作!

出版社・メーカーコメント

リーダーを決めずに活動する地下ネットワーク「金石」の幹部、高川が警視庁公安に保護を求めてきた。正体不明の幹部“徐福”が、謎の殺人者“黒石”を使い、「金石」の支配を進めていると怯えていた。「金石」と闘ってきた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、公安の矢崎の依頼で高川と会う。その数日後に千葉県で“徐福”に反発した幹部と思しき男の、頭を潰された遺体が発見された。過去十年間の“黒石”と類似した手口の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した――。どこまでも不気味な異形の殺人者“黒石”と、反抗する者への殺人指令を出し続ける“徐福”の秘匿されてきた犯罪と戦う鮫島。“新宿鮫”シリーズ最高の緊迫感で迫る最新第十二作!

著者紹介

大沢 在昌 (オオサワ アリマサ)  
1956年生まれ。愛知県名古屋市出身。慶應義塾大学中退。1979年、第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。’86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会最優秀短編賞受賞。’91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長編部門受賞。以後「新宿鮫」シリーズは『毒猿』『屍蘭』『無間人形』(’94年、第110回直木賞受賞作)『炎蛹』『氷舞』『風化水脈』『灰夜』『狼花』(2007年、日本冒険小説協会大賞)『絆回廊』(’12年、日本冒険小説協会大賞)と続き、作家生活40周年を迎えた’19年に『暗約領域 新宿鮫XI』を刊行しベストセラーとなる。他、受賞歴に2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞。’02年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。’04年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞を受賞。’10年、第14回日本ミステリー文学大賞受賞。’14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)