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私と言葉たち

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-309-20872-5
4-309-20872-X
税込価格 3,245円
頁数・縦 426P 20cm

商品内容

要旨

想像力と文学の有用性を説く「取扱説明書」、ボルヘスを起点にファンタジーの水脈をたどる「『実際には存在しないもの』」、生き物の名前から架空の民族語まで「言語を発明すること」、自身が暮らした素晴らしい家を読み解きながらル=グウィン作品の真髄に至る「芸術作品の中に住む」など、2000年以降のエッセイ、講演、書評を集成。メアリー・シェリー、トールキン、ウルフ、ボルヘス、レム、サラマーゴ、“ドリトル先生物語”など、敬愛する作家・作品への慈愛に満ちた言葉が愉しい傑作エッセイ集。

目次

講演、エッセイ、さまざまな機会に書いたり、しゃべったりしたもの(取扱説明書、あの頃の状況
ジャンル―フランス人だけが愛しうる言葉 ほか)
本の紹介と著者についての解説(極上のアメリカの小説―H・L・デイヴィスの『ハニー・イン・ザ・ホーン』
フィリップ・K・ディック『高い城の男』
ハクスリーのバッド・トリップ ほか)
書評(マーガレット・アトウッド『洪水の年』
ロベルト・ボラーニョ『ムッシュー・パン』
ジェラルディン・ブルックス『古書の来歴』 ほか)

出版社・メーカーコメント

大好きな本、言語、詩、動物たち、自分が育った家……。2000年代の講演・エッセイ・書評を集成。ディック、レム、カルヴィーノ、サラマーゴ、アトウッドなど作品書評も多数収録。

著者紹介

ル=グウィン,アーシュラ・K. (ルグウィン,アーシュラK.)   Le Guin,Ursula K.
1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る
谷垣 暁美 (タニガキ アケミ)  
1988年から翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)