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マルクス・アウレリウス 『自省録』のローマ帝国

岩波新書 新赤版 1954

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-00-431954-2
4-00-431954-4
税込価格 946円
頁数・縦 198,14P 18cm

商品内容

要旨

マルクス・アウレリウスの生涯は、「哲人皇帝」にふさわしいものであったのか。終わらない疫病と戦争というローマ帝国の実態のなかに浮かび上がるのは、心労を重ねながらも、皇帝の職務をひたむきに遂行しようとする人間の姿であった。歴史学の手法と観点から、『自省録』の時代背景を明らかにすることで、賢帝の実像に迫る。

目次

プロローグ―歴史の中の『自省録』
第1章 自分自身に―『自省録』のマルクス・アウレリウス
第2章 皇帝政治の闇の中で―若き日のマルクス・アウレリウス
第3章 宮廷と哲学―即位前のマルクス・アウレリウス
第4章 パンデミックと戦争の時代―皇帝としてのマルクス・アウレリウス
第5章 死と隣り合わせの日常―マルクス・アウレリウスが生きたローマ社会
第6章 苦難とともに生きること―マルクス・アウレリウスの生き方
エピローグ―『自省録』のローマ帝国

出版社・メーカーコメント

マルクス・アウレリウスの生涯は、「哲人皇帝」にふさわしいものであったのか。終わらない疫病と戦争というローマ帝国の実態のなかに浮かび上がるのは、心労を重ねながらも、皇帝の職務をひたむきに遂行しようとする人間の姿であった。歴史学の手法と観点から、『自省録』の時代背景を明らかにすることで、賢帝の実像に迫る。

著者紹介

南川 高志 (ミナミカワ タカシ)  
1955年三重県生まれ。1979年京都大学文学部卒業。84年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。西洋古代史専攻。京都大学名誉教授、佛教大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)