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旅だから出逢えた言葉 3

小学館文庫 い31−15

出版社名 小学館
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-09-407215-0
4-09-407215-2
税込価格 748円
頁数・縦 299P 15cm
シリーズ名 旅だから出逢えた言葉

商品内容

要旨

「やはり、叶うとすればバルセロナへ行ってみたいかもしれない…。断定しないのは、今ある幸運よりさらに望みを持ってはならぬと決めたからだ。バルセロナで何を?できれば、モンジュイックの丘を訪ね、ミロファウンデーション美術館に行き、“ブルー”と題されたミロの作品をゆっくり鑑賞すれば、これまでに気付かなかったことに気付くかもしれない。」世界そして日本国中を巡り続けてきた作家・伊集院静が旅先で出逢い、心に響いた数数の言葉。旅のエピソードとともにその「ひと言」について綴った珠宝の紀行文集。読んで旅するシリーズ第三弾。

目次

1(だって、私たちは家族だもの―フランス/パリ8区
日本、私はあなたとともにある―スペイン/マラガ、マルベーリャ
どこの子供でも、子供は皆の子供だから―日本/東北の或る町 ほか)
2(考えてみます―アメリカ合衆国/シャーロット
年の始めはともかくゆっくりスイングすることだ―アメリカ合衆国/ハワイ諸島
読むゴルフ―アメリカ合衆国/オーガスタ、スコットランド/ドーノック、宮城/仙台、東京 ほか)
3(ようこそ美術館―アメリカ合衆国/ニューヨーク、フランス/パリ、スペイン/マドリード
モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである―フランス/セーヌ河畔
いつの間にか絵を描いている自分に驚いた―フランス/パリ、岡山/倉敷 ほか)

出版社・メーカーコメント

会員制会報誌に連載中の人気エッセイ集シリーズ第3弾の文庫化。世界中の旅先で出逢った市井の人々、芸術家、作家、スポーツ選手、著名人などのふと心に響いた「ひと言」をテーマに綴った珠玉の紀行文41話を掲載。

著者紹介

伊集院 静 (イジュウイン シズカ)  
1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。その後『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞受賞。2016年紫綬褒章受章。2021年野間出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)