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貧困と格差のミクロ・データ分析 貧困のリスク要因、犯罪、新型コロナの影響

早稲田大学学術叢書 058

出版社名 早稲田大学出版部
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-657-22702-7
4-657-22702-5
税込価格 5,500円
頁数・縦 328P 22cm

商品内容

要旨

複数の統計調査を基に様々な貧困の態様を明らかにする。先進諸国において、社会的な関心が高まっている貧困と格差。それらの要因が複合的に関連している可能性、貧困層・低所得層の実態、貧困リスクの高い人々への新型コロナの影響などを分析する。

目次

序章 データによる貧困へのアプローチ
第1部 家族、教育と貧困の分析(世帯属性と貧困の要因―「国民生活基礎調査」を基に
貧困と生活状況―「国民生活基礎調査」「全国消費実態調査」による分析
就労と貧困―「就業構造基本調査」による分析 ほか)
第2部 犯罪と経済的要因の分析(経済学における犯罪と経済的要因の実証研究
刑務所収容者における犯罪と経済的要因の関連―「矯正統計」による分析
少年鑑別所収容者における少年非行と経済的要因の関連―「少年矯正統計」による分析)
第3部 新型コロナウイルス感染症による低所得層への影響(新型コロナウイルス感染症拡大と就労・収入―統計データと学術研究から
新型コロナウイルス感染症拡大による環境変化と所得水準―内閣府調査による分析
「コロナなんでも相談会」電話相談記録票による分析 ほか)

著者紹介

上田 貴子 (ウエダ アツコ)  
1983年東京大学経済学部卒業、1994年米国ウィスコンシン大学マディソン校Ph.D.(Economics)。東京都立大学経済学部助手、筑波大学社会工学系助手・講師を経て、2001年早稲田大学政治経済学部(現・政治経済学術院)専任講師、2002年助教授、2007年教授を経て、2022年早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)