シュレーディンガーの少女
創元SF文庫 SFま2−2
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2022年12月 |
ISBNコード |
978-4-488-74502-8
(4-488-74502-4) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 378P 15cm |
商品内容
要旨 |
すべての65歳に例外なく、プログラムされた死が訪れる世界。肥満者たちをテレビスタジオに集め、公開デスゲームを開催する健康至上主義社会。あらゆる数学を市民に禁じ、違反者を捕らえては刑に処している王国。はたまた日々の食卓から、秋刀魚が消え失せてしまった未来―様々なディストピア世界でたくましく生きのびる女性たちを描いた、コミカルでちょっぴりダークな短編集。 |
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出版社・メーカーコメント
数学の使用が禁じられた世界“Zウイルス”によるパンデミックが起きた渋谷の街秋刀魚がいなくなってしまった未来の食卓さまざまなディストピア世界を生き延びる、パワフルで勇敢な女性たちの物語 BMIを理由に会社を解雇された主人公の元に、政府からあるダイエット企画の参加者に選ばれたという通知が届く。それは?敗者は死なねばならない”というルールのデスゲームだった。(「太っていたらだめですか?」)すべての人は、65歳の誕生日を迎えると間もなく死ぬ。64歳になった紫は、人生の目標をほぼ達成していたが、ある時孤児の少女と出会い……(「六十五歳デス」)様々なディストピア世界を生きる女性たちの物語。