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アニメ療法(セラピー) 心をケアするエンターテインメント

光文社新書 1235

出版社名 光文社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-334-04642-2
4-334-04642-8
税込価格 968円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

目次

第1部 「娯楽」と「治癒」としてのアニメーション(アニメーションの誕生と本質
日本と西洋のアニメは何が違うのか
アニメは何のために存在するのか
アニメは娯楽以外の意味を持つか
アニメという「表現」の長所)
第2部 アニメ療法の基盤となる科学的根拠(アニメがもたらす様々な効用
映画療法が示唆する効果
物語療法が示唆する効果
認知的説得と感情的説得
メディアの影響力
その他の物語療法)
第3部 アニメ療法を構築する道のり(アニメ療法の必要性と立ち位置
アニメ療法の一般理論
アニメ療法の臨床的・非臨床的なセッティング
アニメ療法の実現可能性と今後のステップ)

出版社・メーカーコメント

厚生労働省のデータによると、日本の15〜34歳の死因第1位が自殺となっている。これはG7の中でも日本のみである。周りに助けてくれる人がいなくて相談できず、精神科へは怖くて行けないと思い悩み、「心のアンバランス」を解決できなくて苦しむ若者は、目に見えないだけで至るところに存在する。心のケアが今の世の中で大きな課題であることは、誰もがわかっているだろう。アニメ、ゲーム、漫画、小説……こうしたストーリーを語るフィクション(創作された物語)は精神科学と臨床心理学において、どのような役割・居場所があるのか。エンターテインメントによる心のケアは可能なのか。これが著者の探求している「問い」である。この問いに答えるために、筆者は若者の心をケアするエンターテインメントという新しいコンセプトを提唱したい。それが本書のタイトルである「アニメ療法」なのだ。(「まえがき」より)

著者紹介

フランチェスコ,パントー (フランチェスコ,パントー)   Francesco,Panto
イタリア、シチリア島出身。ローマのサクロ・クオーレ・カトリック大学医学部卒業、ジェメッリ総合病院で学ぶ。イタリアの医師免許を得てから来日し、日本の医師免許を取得。筑波大学大学院博士号取得(医学)。慶應義塾大学病院の精神・神経科教室に入局し、現在は複数の医療機関にて精神科医として臨床している。文化医学、社会精神医学、人類学に興味を持っており、日本の文化の一つと言えるオタクカルチャーを生かし、世界中の若者のメンタルヘルスを支援するツールの開発を目指す。今後は社会評論、アニメ療法に基づいた娯楽作品(アニメ、ゲーム、漫画など)の開発に注力する予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)