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私のことはわたしが決める 松本移住の夢をかなえたがん患者、77歳

出版社名 社会評論社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7845-1161-7
4-7845-1161-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 235P 19cm

商品内容

目次

第1章 ボーボワールに導かれて
第2章 “事実婚・未婚の母”でいこう
第3章 地域で働き、地域で闘い、地域で子どもを育てる
第4章 がん告知と変わりゆく家族のかたち
第5章 定年退職後も“現役活動家”として
第6章 自分のことは自分で決める
第7章 いざ、移住へ!

出版社・メーカーコメント

「わがまま」とは自分を大切にすること。自分の気持ちに嘘をつかない生き方を貫く作者の人生がそのまま伝わってきます。がんになっても、高齢になっても楽しく生きられる秘訣がここに! 鎌仲ひとみ(映画監督) 何より「あがたの森」が大好きになった。 大正時代の建物が保存された旧制松本高校。歩くとキシキシと鳴る廊下を渡っていくと、当時の校長室がある。教室だったところでは地域の住民が打ち合わせをしていたり、ピアノやチェロやバイオリンの練習をしていたり。静謐な中庭では、大きな古木の枝垂桜と彫刻が目を楽しませてくれる。 残り少ない人生、最後の章を新しい土地で送ってもいいのではないか。(プロローグより) 目が悪くなったのを知って、2年くらいのうちにぜひ書きたいと思ったこの本は、はじめはがん患者へのエールのつもりだった。しかし、自分のことを書いているうちに、その時々の時代にいかに影響を受けて生きてきたのかを振り返ることになった。 女も男も、ジェンダーに押し込められることなく自由に生きていけたらいい、との想いで生きてきた一人の女の記録としても参考になればいい。(エピローグより)

著者紹介

竹内 尚代 (タケウチ ヒサヨ)  
1944年12月生まれ。東京都武蔵野市出身。白百合学園中・高校、早稲田大学教育学部社会科社会科学専修卒業。20代で子育てをしながら在日朝鮮人政治犯「徐兄弟」の救援運動に関わる。離婚後、別の男性との事実婚を選択。1983年「瀬戸内晴美試論―自由を求める女たち」新日本文学賞佳作。2021年、長野県松本市に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)