要約イスラーム学知の革命
出版社名 | 作品社 |
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出版年月 | 2022年12月 |
ISBNコード |
978-4-86182-941-3
(4-86182-941-0) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 458P 20cm |
商品内容
要旨 |
“ムハンマド以後に生まれた最大のイスラーム教徒”によるイスラーム学の最も標準的な古典「神学大全」。宗派的相違を超えて、900年以上にわたってイスラーム世界で幅広く受け入れられ続けたイスラームを“大掴み”するのに最適な書。 |
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目次 |
第1部 神と人(知 |
出版社・メーカーコメント
「イスラームの書籍が全て消えたとしても、本書が残れば、失われたものを補って十分である。」 〈ムハンマド以後に生まれた最大のイスラーム教徒〉によるイスラーム学の最も標準的な古典「神学大全」。宗派的相違を超えて、900年以上にわたってイスラーム世界で幅広く受け入れられ続けたイスラームを“大掴み”するのに最適な書。 本書で示した通り、ガザーリー『イスラーム学知の革命』は四つのパートに分かれている。神と人とのあるべき関係を探る第一部、人と人とのあるべき振る舞いを学ぶ第二部、自らの内に潜む邪心に向き合う第三部、そして心の浄化の法を学ぶ第四部である。 ムスリムは唯一神アッラーとは何か、アッラーを如何に信仰・崇拝するべきかを学ぶ、そして己の信仰を人間社会において実践しようと試みる。しかし、残念ながら人間はそこまで純粋でもなければ優秀でもない。人のうちに巣食う邪念、邪心は人を常に正道から引き離そうとし、結果人間は幾度も過ちを犯してしまう。しかしガザーリーによれば、過ちとは人間完成の始まりに過ぎない。――本書「あとがき」より