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ルポ食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?

文春新書 1385

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-16-661385-4
4-16-661385-5
税込価格 990円
頁数・縦 319P 18cm

商品内容

要旨

ワクチンレタス、人工肉、ゲノム編集、デジタル農業…。食をめぐる世界市場のその裏で、今一体何が起きているのか?気候変動問題を背景に、“食のグレートリセット”が始まった。

目次

第1章 「人工肉」は地球を救う?―気候変動時代の新市場
第2章 フードテックの新潮流―ゲノム編集から食べるワクチンまで
第3章 土地を奪われる農民たち―食のマネーゲーム2.0
第4章 気候変動の語られない犯人―“悪魔化”された牛たち
第5章 デジタル農業計画の裏―忍び寄る植民地支配
第6章 日本の食の未来を切り拓け―型破りな猛者たち
第7章 世界はまだまだ養える―次なる食の文明へ

出版社・メーカーコメント

ワクチンレタス、人工肉、ゲノム編集、デジタル農業……あなたの食べ物は知らぬ間に入れ替わっている! ベストセラー『デジタル・ファシズム』の著者が暴く〈フードテック・ファシズム〉 ・もう牛は殺さない「人工肉バーガー」・粉ミルクはもう古い! 赤ちゃんは培養母乳で・「ふるさと納税」デビューしたゲノム編集魚・〈原子力ムラ〉の次は〈ゲノム編集ムラ〉!?・〈デジタル農業アプリ〉の真の目的とは・食が〈特許〉で支配されるディストピア・地球の砂漠化を防ぐにはバッファローを見よ!…etc. 巨大資本が仕掛ける強欲マネーゲーム――〈食の文明史的危機〉を描き出す衝撃作!

著者紹介

堤 未果 (ツツミ ミカ)  
国際ジャーナリスト。東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、米国野村證券などを経て現職。米国と日本を中心に政治、経済、医療、教育、農政、エネルギー、公共政策など、公文書と現場取材に基づく幅広い調査報道と各種メディアでの発信を続ける。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞、『ルポ 貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)