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小児期の逆境的体験と保護的体験 子どもの脳・行動・発達に及ぼす影響とレジリエンス

出版社名 明石書店
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-7503-5501-6
4-7503-5501-1
税込価格 4,620円
頁数・縦 299P 22cm

商品内容

目次

1 逆境的小児期体験と保護的小児期体験の影響(逆境的小児期体験(ACEs)
保護的・補償的体験(PACEs)―ACEsに対する解毒剤)
2 発達初期の体験は身体・脳・行動にどのような影響を及ぼすのか(発達初期の逆境体験が神経生物学的発達に及ぼす影響
逆境的小児期体験(ACEs)と保護的・補償的体験(PACEs)の世代間伝達)
3 逆境的小児期体験の伝達を断ち切り、保護的・補償的体験を増やす(成人期における逆境的小児期体験の影響を修復するために
ACEsをもつ子どものポジティブな発達を促進する
ACEsとPACEs、そしてコミュニティ ほか)

出版社・メーカーコメント

逆境的小児期体験(ACEs)は成人期以降の心身の健康にどのような影響をもたらすか。また、ACEsに対する解毒剤とされる保護的体験(PACEs)とは何か。本書はアメリカ心理学会による最新の研究成果であり、逆境と回復の統合的な理解を深める一冊である。

著者紹介

ヘイズ=グルード,ジェニファー (ヘイズグルード,ジェニファー)   Hays‐Grudo,Jennifer
アメリカ・オクラホマ州立大学健康科学センターの精神医学・行動科学の教授(Regents Professor)、同大学小児期逆境に関する統合研究センター(Center for Integrative Research on Childhood Adversity:CIRCA)のディレクター。CIRCAは国立衛生研究所(NIH)からの10年間総額2000万ドルの助成を受けており、現在その6年目である。また、Springer/Nature社が発行する国際的学術雑誌Adversity and Resilience Science誌の創刊者兼編集長でもある
モリス,アマンダ・シェフィールド (モリス,アマンダシェフィールド)   Morris,Amanda Sheffield
アメリカ・オクラホマ州立大学心理学科のジョージ・カイザー・ファミリー財団代表、教授(Regents Professor)。ペアレンティング、社会・情動発達、人生早期の逆境、そしてリスク・レジリエンスを研究のテーマとする発達心理学者である。100本以上の査読付き論文を発表している。さらに、アメリカ心理学会発行の『権威あるペアレンティング:最適な子どもの発達のための養護としつけ(Authoritative Parenting:Nurturance and Discipline for Optimal Child Development)』の共同著者でもある。Journal of Research on Adolescence誌の編集長、Springer/Nature者が発行するAdversity and Resilience Science誌の副編集長も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)