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小説作法の奥義

出版社名 新潮社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-10-334332-5
4-10-334332-X
税込価格 1,925円
頁数・縦 265P 19cm

商品内容

要旨

短篇の名匠が、作家人生と読書歴を振り返り、培ったテクニックを惜しみなく公開!

目次

1 少年の日の憧れ
2 習作に惑いながら
3 カオスからカオスの道へ
4 脳みそのほとばしり
5 「知っていますか」考
6 中島敦を知っていますか
7 ラシーヌを知っていますか
8 女たちが行く
9 海外への旅から
10 花は散るために咲く

出版社・メーカーコメント

文筆生活60年。生み出した小説は900篇超。それを可能にした手の内、明かします。小説が躍動する登場人物命名法、読者を満足させる〈九合目の理論〉、書き出しとタイトルのパターンとコツ、本を持たない蔵書術――短篇の名手にして古典名作案内「知っていますか」シリーズの著者が、来し方を振り返りつつ、培ってきた実践的テクニックとアイデアを大公開。創作を志す人々必読の知的興奮に満ちた全10章!

著者紹介

阿刀田 高 (アトウダ タカシ)  
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エッセイの名手として知られ、他の著書に『花あらし』『闇彦』『ローマへ行こう』『地下水路の夜』『ギリシア神話を知っていますか』『シェイクスピアを楽しむために』『知的創造の作法』『老いてこそユーモア』など多数。2003年に紫綬褒章、2009年に旭日中綬章を受章。2018年には文化功労者に選出。文化審議会会長や日本ペンクラブ会長、山梨県立図書館名誉館長を務め、妻で朗読家の阿刀田慶子と結成した「朗読21の会」の公演を通じて短編小説の魅力を伝える活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)